右川ゴム製造所は、明治30年(1897年)に創業した歴史あるゴムメーカーです。長年にわたり培った開発・製造ノウハウをもとに、今日に至るまで、幅広い産業分野に対応するゴム製品を発展させています。
年月とともに多くの実績を蓄積してきた当社ですが、その強みは歴史だけではありません。
2020年には、福島県南相馬市に新たな工場を開設。明るくきれいな工場で、幅広い世代が活躍できる環境を整えています。また、当社の開発力を活かした高機能製品や異素材接合技術など、独自の強みを活かした提案にも力を注いでいます。
見据えているのは、未来に続く、これからの100年です。
従業員が活き活きと働ける環境と、お客様に安心して任せていただける品質・供給体制を守り、進化し続ける会社を目指します。
POINT 1
当社は2020年、福島県南相馬市に福島工場を新設しました。当社の主力製品である押出成形の生産力を向上するとともに、圧縮成形やその他工程の導入等によって、多様化するニーズへの対応力を強化しています。
また、同工場は業界初のピンク色の設備を導入。ポロシャツ・チノパンの制服を採用するなど、若手を中心にスタッフが活き活きと働ける環境づくりにも注力しています。
質の高い製品を安定的に供給できる体制を整え、次の100年に向けた歩みをはじめています。
POINT 2
右川ゴム製造所は、自社内に研究開発部門を持ち、独自の製品開発に取り組んでいます。
なかでも近年、需要が増しているSSF(スーパーセットフォーム)は、ゴムスポンジの「ヘタリやすい」弱点を克服した高復元性ゴムスポンジです。また、耐熱シリコーンゴム/スポンジ、特定PFASを使用しないフッ素ゴム材料、金属とゴムを接着剤不使用で接合するU-titeなど、当社の開発力を活かした独自の製品・技術をご提案しています。
さまざまなお悩みにに対応するすぐれた特性を持つゴム製品で、お客様の設計・開発をサポートします。
POINT 3
ゴムの配合設計から、口金・金型設計、材料の精錬、量産まで一貫した製造体制を築いています。規格品では対応できない機能・形状を求める場合には、材料開発・金型設計から製造までお任せいただけます。
自社にて対応できない成型工程でも、自社の材料に関する知見を活かし、長年の事業で培った協力工場ネットワークを最適にコーディネートし、最終製品にてご納品することが可能です。
また、本社工場・福島工場ともにISO9001、ISO14001の認証を取得しており、環境に配慮した製造工程で、高品質なものづくりを行う体制を整えています。
POINT 4
既存の製品の枠を超えた新たな素材・技術の開拓にも積極的に取り組んでいます。
例えば、ゴムの収縮性を活かし、軸方向に繊維で強化した「人工筋肉」は、産学連携で共同研究を行っており、この技術を応用した製品化も進めています。
多分野に応用できるゴム素材の開発・製造技術をさらに高めるために、未来志向の研究開発に力を注いでいます。