従来の人工筋肉と比べ、
4倍以上の出力密度を叶える人工筋肉です。
現在多く利用されているMckibben型人工筋肉は、収縮率が人間と比べると若干小さいことや摩擦による劣化が早いことが欠点としてありました。軸方向繊維強化型人工筋肉は、同じ圧力で4倍以上の収縮力があり、摩擦が起こらないため耐久性も優れております。
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既存技術の4倍以上の出力密度がある軸方向繊維強化型人工筋肉。細く軽量でもその力を存分に発揮するため、軽量化が見込まれます。
従来の人工筋肉では、ゴムチューブの周囲を繊維層のスリーブで覆っていたたため、ゴムとスリーブが擦れてしまい寿命が短いことが欠点でした。軸方向繊維強化型人工筋肉はゴム自体に繊維を入れ込んでいるため摩擦が起こらなく、高耐久性を叶えます。
人工筋肉の収縮力特性は、どれだけ筋肉の周方向に膨張することができるかに起因します。軸方向繊維強化型人工筋肉は、従来のMckibben型と違い、繊維を内包することから、ゴム本来の収縮特性を阻害することなく膨らむことができる為、同じ圧力で従来の4倍収縮力を発揮することができます。
当社開発のソフトハンドタフラバーグリッパー。柔軟に、強く、しっかり把持します。
Mckibben型はゴムチューブに編み込みスリーブをかぶせておりますが、軸方向繊維強化型は繊維を内包することによって、ゴムの収縮を規制することなく十分にパワーを発揮できる人工筋肉です。
本分野においては、デフォルメされた製品の販売という形ではなく、一緒に製品組み込みや活用用途をもったお客様とパートナーとして一緒に開発を進める形となります。当社側の工数にも限りがありますので、すべてをお受けできるわけではありませんが、常にニーズを探しております。
本人工筋肉については、一部中央大学中村研究室との共同研究を行っております。また、中央大学発ベンチャー企業である株式会社ソラリス様とも同分野において、共同開発パートナーとして開発に携わらせていただいております。